☆ある日、Windows掲示板で目に止まった記事 ”Win9xアップグレード版でのOSインストール法について”
いろいろな方達が書き込みされていたが、結論は『出来る』と言うことであった。
現在使われていない古いNEC PC-9821Xpで、アップグレード版を直にインストールする実験を、思い立った。
勿論、情報源はネット上の様々な書き込み&情報である! 以下は悪戦苦闘したその顛末記である。
1,使用したマシーン
NEC PC-9821XpC8W CPU100Mh/HDD340Mb+外付けSCSIHDD(1GB)/Mem5.6Mb+16Mb
OS/WINDOWS3.1+WINDOWS95UpGrade
2,思い立った時の状態、
使用してはいなかったが、Win3.1+Win95upで異常なし状態であった。
全てのインストール用ディスクも存在していた。←つまり何も問題はない状態!
3,方法
win3.1をとばして、win95ug版のみでのインストール
ここからが試行錯誤、四苦八苦、悪戦苦闘、茨の道の始まりである!
まず、win95の起動ディスクを作成、 こいつがくせものだった! しかも安易に考えて1枚しか作らなかった。
しかも、インストール以前の作業ができるようにファイルのコピーや編集もしなかった。
−−−駄目なら、3.1から入れ直せばいーや位の浅はかさ!−−−
早速、作業に取り掛かる、まず、ハードディスクをフォーマットする。ここで第一の失敗、WIN3.1のフォーマッターを知らずに使う。
フォーマットはするが次の作業に進めない!
そうこうするうちに、WIN3.1のシステムインストールディスクも破壊されてしまう、WIN95の起動ディスクも不完全であった為
真っ黒な画面とにらめっこの日々を過ごすことになる。
まずはPC9821機をさがし WIN95の起動ディスクを新たに作成する事から始める。
やっとの思いでPC9821ノートを探し当てる。 (EWNさん有り難う)
ところが、このノートはCD-ROMドライブが不調で、起動ディスク作成にたいへん手間取った。
FDフォーマット、必要ファイルのコピー どんなファイルが必要なのか、、、
PC9821で検索をかけて片っ端からそれらしきHPを探す毎日、「PC-9800病院」を探し当てまた勉強やり直し!!
試行錯誤の末、なんとか起動ディスクはできたが、「PC9821機はハードディスクからOSインストールの作法」でまた悩む!
やっとの思いでインストール成功した時には、おもわず『バンザイ』と叫ぶ!!
以下、インストール方法のメモ、ディスプレイを付け替えての作業なので忘れないうちに?、、、
1,準備するもの
ウィンドウズ95起動ディスク、
バックアップディスク(CD-ROM win3.1) PCに付属しているもの ライセンスチェックの為
ウィンドウズ95アップグレード版CD-ROM(PC9821用)
作業の前にエクスプローラ→表示→フォルダーオプションにてすべてのファイルを表示、拡張子を表示にチェック
2,起動ディスクの作成
完動品のPC9821パソコンから次の手順で作成
スタート→設定→コントロールパネル→アプリケーションの追加と削除→起動ディスクの作成 すると次のファイルが
フロッピーディスクにコピーされます。(計17ヶ)
Attrib.exe Chkdsk.exe Command.com Debug.exe Diskinit.exe Drvspace.bin Ebd.sys Edit.com Fdisk.exe
Format.com Io.sys Msdos.sys Regedit.exe Scandisk.exe Scandisk.ini Sys.comUninstal.exe
●Attrib.exe Debug.exe Drvspace.bin Regedit.exe Uninstal.exe は削除してもよい。
上記FDに更に次ぎのファイルをコピーします。Aドライブ又は、WindowsディレクトリーCommandフォルダー内より
1, Kkcfunc.sys(無くても良いがConfig.sysに記述が無いとインストール後MS-DOSで再起動したときに
日本語が組み込めないと言われて蹴られる!)
(インストール後Config.dosにDEVICE=A:\KKCFUNC.SYSの1行を記述するとOKだが、、、)
2,Autoexec.bat(編集の必要あり)
3,Config.sys (編集の必要あり)
4,Mscdex.exe(CD-ROM認識に必須)
5,Neccd.sys (CD-ROMドライバー、機種により違うのでNeccdからNeccdmとかまで全部コピーしておくことをお奨めします)
3,起動ディスク内 Autoexec.bat Config.sysの編集
出来上がった起動ディスク内のAutoexec.batファイルとConfig.sysファイルを書き直します。
メモ帳にて以下のように編集上書き保存します。(スペースに注意してください。大文字小文字の区別はありません)
| @ECHO OFF
PATH A:\COMMAND MSCDEX /D:CD_101 /L:Q |
Config.sysファイル
| FILES=30
BUFFERS=10 LASTDRIVE=Z SHELL=A:\COMMAND.COM A:\ /E:1024 /P DEVICE=A:\NECCDD.SYS /D:CD_101 DEVICE=A:\KKCFUNC.SYS |
4,起動ディスクの確認
起動ディスクが出来たら一度立ち上げてCD-ROMを認識しているか確認する事!
5,インストール作業の前にNEC PC98機のお約束
起動ドライブが常にAドライブとなる(FDで起動したときにはFDDがAドライブにハードディスクがBドライブになる)
ゆえにハードにウィンドウズをインストールするにはシステムの転送をハードにしハードディスクから立ち上げなければならない。
各コマンドのスペースに注意
6,インストールの流れ
(2)ハードディスクをフォーマット
(3)システムの転送,FDのコピー
(1)パソコンに起動ディスク挿入 、電源ON
A:\>
フォーマットしますか(Y/N)? Yと打ちます ENTERキー
フォーマットが始まります。
A:\>
「 システムが転送されました」のメッセージがでます。
続けてFDの全ファイルをハードディスクにコピーします。
A:\>COPY A:\*.* B: ENTERキー
注意:このときCommand.comを上書きしますか(Y/N)?と出るので N と打ちENTERしてください。
(4)フロッピーディスクを抜き一度電源を切ります。
(5)電源ON後、WIN95CD-ROMを挿入
(6)A:\> (7)システムチェック後SCANDISKにてエラーチェックが行われます。終了(X)を押すとファイルのコピーが始まります。
(8)ライセンスチェック
(9) CDを入れ替えます。
(10)セットアップウィザード画面になりますから指示に従いインストールします。
名前等の入力
ファイルのコピーが完了
A:\>のプロンプトが表示されます。
WIN95 CD-ROMのどこにSETUP.EXEがあるかによります。(注意、コンパニオン版にはSETUPはありません)
セットアップ画面の指示で進みます。
「以前のバージョンの製品のセットアップディスクをフロッピーディスクに、、、」と出ますから
バックアップディスク(WIN3.1の入ったCD-ROM)をWIN95 CDと入れ替えて
「場所の指定」で
☆事前にバックアップディスク(WIN3.1)の\Windows\Systemをフォルダーごとハードディスクに
コピーしておくとチェックはパスできます!
DOSでのコピーはディレクトリー作成からになります(コマンドMKDIR)
↓
CDキー入力
↓
確認後ファイルのコピー開始
↓
再起動 (結構、時間がかかる!)
↓
パスワードはキャンセル
↓
ハードウェアの設定
↓
WIN95セットアップ
(環境設定)このとき
↓
再起動
↓
WINの旗が初めて出る−−−感動!
↓
ハードウェアの設定後 『Windows95へようこそ』 の画面にて完了
以上アップグレード版によるインストール方法を紹介しました(というか、実験した!のかな)
DOS/V機でも同じように出来るようです。DOSの勉強&古いパソコンの再生に!
☆追試:友人から頂いたPC9821CXで追試したところスムーズにインストール出来ました。
外付けSCSIハードディスクに『システムフォルダー』をあらかじめコピーしておいたので
バージョンチェックはパスしました。
☆追試2:WIN95からWIN98アップグレード版使用でも同様にクリーンインストール出来ました。(PC9821-V13,V16にて実験)
バージョンチェックのためにWIN95のCD-ROMは必須です!
お試し下さい。
NECのCD-ROMドライバーをお探しの方へ(LZH圧縮にてアップしてあります−内緒?)
neccd.lzh